インファイ社、業界で初めてOIF準拠した100Gコヒーレント用TIAと、 最高感度の40G用リニアTIAを発表

 

拡大する40G市場と新規の100G市場のための新規製品は、 ファイバーオプティクスEXPO(光通信技術展)にて展示されます

 

ウェーストレイクヴィレッジ( カリフォルニア州 / 米国 )/ 東京(日本)2010118日 – 高速アナログ半導体企業であるインファイ社( Inphi Corporation )は、アジア最大の光通信関連展示会であるファイバーオプティクスEXPO(光通信技術展)において、二つの重要な製品を発表します。次世代新規市場である100G向けに、インファイ社は業界で初めてOIF準拠となる100Gコヒーレント用トランスインピーダンスアンプ(TIA )である2850TAを開発しました。また、40Gソリューションを更に強固な市場とするために、40G DQPSKアプリケーション用として最高感度のリニアTIAとなる2251TAを同時に紹介します。どちらの製品とも、現在、ES品供給可能です。
 インファイ社の代表取締役社長兼CEOであるYoung K. Sohn(ヤング・ソン)は、「既に浸透しているインターネットと付随して発展を見せているクラウドコンピューティングは、キャリアとデータセンターのコアネットワークを10Gから40Gへ急速に成長させており、更に100Gソリューションへの道を開かせようとしている。今回発表しているインファイ社の2850TA2251TAは、我々の顧客が40G100Gのネットワークを増設し続けるために必要な重要な性能を提供し、クラウドコンピューティングの発展のために、通信帯域や通信容量の増大、更には低消費電力化の道を開いたものといえるだろう。」と言っています。
 
u2t Photonics AGCEO兼共同創業者であるAndreas Umbach(アンドレアス・ウムバッハ)は、「u2tは インファイ社が高速のTIAのリーディングカンパニーであると認識しています。我々は、100G用のレシーバーではベスト・イン・クラスの性能を持つ100Gコヒーレント用アンプをインファイ社と共に開発を行いました。インファイ社は厳しいOIF基準に準拠するコヒーレントレシーバーを開発できることを約束してくれました。」とコメントしています。
Infonetics Research (インフォネティクスリサーチ社 ) の光アナリストであるAndrew Schmitt(アンドリュー・シュミット) は、「2009年の40Gの光市場は、2008年と比較するとポート数においておよそ2倍に成長している。インファイ社は高い技術力と強固な市場を保有していることから、40G100Gのそれぞれの市場に利益をもたらすだろう」と言っています。
 
 
100Gコヒーレントレシーバーを可能にする2850TA
10倍のデータレートを持つ100Gソリューションへの需要には次世代ネットワークのトランシーバーやラインカードなどの土台となる技術が必要となります。インファイ社の2850TAは、卓越した性能、優れた直線性、低消費電力や、他にないシグナルインテグリティ性能を持ち、エラーフリーデータ通信を可能にしています。
 
インファイ社の2850TAOIF Optical Networking Forum / オプティカルネットワーキングフォーラム)で定められた厳しい規格に準拠し、市場における最初の可変ゲインタイプの100Gコヒーレントレシーバー用トランスインピーダンスアンプ(TIA/VGA)です。OIFにて採用されたコヒーレント検出方法は、既存のメトロネットワークやバックボーンを使用したまま100Gの通信速度を達成できる画期的な方法です。インファイ社の2850TAを使用することにより、レシーバーサプライヤはロングホールや局所的メトロネットワークに向けて、100Gコヒーレントレシーバーを構築することができます。
 
デュアル・差動入力のリニアTIA/VGAである2850TAの性能:
  • 広帯域(>25GHz)のため、100Gのシステムにおいてより設計マージンを持たせることができます。
  • コヒーレントレシーバーとしては優れた直線性を持っており、THDTotal Harmonic Distortion / 全高調波歪 )は5%以下です。これはOIFの要求仕様を十分に満たしています。
  • 低消費電力(250mW/チャンネル)です。
 
 
40Gの製品ラインナップを拡大させる2251TA
インファイ社のネットワーク&コミュニケーション事業部門を統括する副社長のLoi Nguyen (ロイ・グウェン)は以下のように位置づけています。「インファイ社は、40GTIA ( Trans impedance Amplifier /トランスインピーダンスアンプ ) や、モジュレータドライバのリーディングカンパニーであり、キャリアが直面している難易度の高い問題を解決する能力を持っている。我々の独創性のあるアナログ設計能力により2251TAは開発が行われ、信号品質の劣化により制限されている伝送距離の限界に取り組んでいるのだ。」
 
最高感度リニアTIA/VGAである2251TAは、40G DQPSK ( Differential Quadrature Phase-Shift Keying / 差動四相位相偏移変調 ) アプリケーション用に開発され、40Gネットワークにおいてキャリアにおいて共通の問題となっているPMD ( Polarization Mode Dispersion / 偏波モード分散 ) による信号劣化に対して改善をしています。インファイ社の2251TAは、以下のような性能を持っています。
  • 広帯域のOSNR ( Optical Signal to Noise Ratio / 光信号雑音比 ) における最高感度性能は、リンクマージンを改善します。
  • 優れた直線性( < 5% Total Harmonic Distortion / 高調波歪 )は、PMDによる波形歪に対し、EDC ( Electrical Dispersion Compensation / 電子分散補償 ) を利用することを可能にします。
  • 低消費電力
 
インファイ社が昨年紹介した表面実装型パッケージの差動ドライバである2811DZと組み合わせて使用することにより、40G DQPSKシステムにおいて低コストの送受信ソリューションを持つことができます。
 
 
サンプル提供に関して
100Gコヒーレントレシーバー用デュアル差動リニアTIA/VGA2850TAと、40G DQPSK用高感度TIA/VGAである2251TAES品としてサンプル提供可能です。
 
ファイバーオプティクスEXPO ( FOE / 光通信技術展 )
インファイ社は、東京ビッグサイトにて2010120日~22日に開催されるファイバーオプティクスEXPO内の40G/100Gデバイスゾーン・ブース番号4-22(東ホール)において、40G/100Gの製品ラインナップを展示します。また、ネットワーク&コミュニケーション事業部門を統括する副社長であるロイ・グウェンは、 2010122日の午後4時より、先端製品・技術セミナーにおいて「次世代100Gコヒーレント向けインファイ社ハイスピードアナログソリューション」と題して、技術プレゼンテーションを行います。
 
インファイ社について
インファイ社は、データセンターや40G/100Gネットワークが現在直面しているクラウドコンピューティング、広帯域通信、大容量通信、低消費電力への取り組みにおいて最先端な製品を供給している高速アナログを得意とする半導体企業です。アナログ回路設計、シグナルインテグリティ、パワーマネージメント、パッケージ、プロセス技術などにおけるコアコンピテンシーを保有しており、それらが必要とされる市場においてリーダーシップをとっています。150を超えるアナログ製品は、既存のサーバー / ストレージ / 広帯域ネットワークなどの限界を押し上げる道を切り開いています。インファイ社については、www.inphi.com.

 

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